フォーミックスはいまでこそ、プランニングやクリエイティブ、システム開発からコンテンツ運用、ネットワーク監視と、WEB全般に関わるサービスを行っていますが、2004年の創業当時はシステム開発だけを行う、少人数の小さな企業でした。ITを利用したビジネスがいくつも花を咲かせていく時代に、特別独自のビジネスモデルを持っていたわけではない私たちは、どう進んでいくべきか、いかに他社と差別化していくか。そんなことを毎日考えていたことを思い出します。そして、考え抜いたあげくに辿り着いた答えは、とてもシンプルなものでした。
クライアントからの要望は問題解決だけではなく、売上げを上げたいということだったり、ブランディング向上だったり、イベントの集客などさまざまです。その目的を達成するためのいち部分、たとえばシステム開発「だけ」を手伝うのではなく、要望を深掘りしていくプランニングから、サービスがスタートした後の運用に至るまで。本来ならさまざまなベンダーが分業する部分を「まるっ」とお手伝いできないか。そう考えたのです。 「まるっ」とやるためには、プランニングができて、クリエイティブセンスもあり、システム構成も理解できて、運用設計もできるという、万能型の人が必要不可欠ですが、現実そんな人はいないわけです。(もしそんなスーパーすごい人がおられたらぜひご連絡ください!)ではどうするかというと、それぞれのスキルをもった人で構成されたチームをつくり、結集されたチカラでクライアントの要望に応えていこうと考えました。そのためチームがうまく機能するよう、フォーミックスでは管理型の組織ではなく、フラットで有機的な組織体系になっています。メンバーがお互い尊重しあい、チームプレーに徹し、個人ではなくチームとしての成功を優先する。楽しいことはみんなで共有できた方が良いですよね。 フォーミックスはまだ進化の途中です。いい会社になるために、古い殻を脱ぎ捨ててこれからもどんどん脱皮し続けていきます。そしてその推進力となるのは、やはりメンバーです。全員の想いや行動が、フォーミックスらしさをつくっていくと信じています。あなたが考える、いい会社の定義はまだわかりませんが、他の人を笑顔にできるのであれば、それはきっといいことだと思います。ぜひ一緒に、いい会社をつくっていきましょう。まるっと、やる。
フラットで有機的な組織体系。
一緒にいい会社をつくっていく、という考え方